あれこれ何とか好奇心 -4ページ目

Fleet Foxes、Tilly and the Wall、The Zutonsなど新譜諸々

貯まっているCD、大体聴けてきたので、ちょっとまとめて簡単な感想を書いてみたいと思います。適当に動画(PV)を曲名にリンクしております。Myspaceでの試聴もよろしくです!


これでもまだ聴いていないCDが残っているのです。それらについては、秀作なモノがありましたら随時UPして行きたいと思います。ちょっと今回の記事は長いですけど、お付き合いよろしくお願いします!


The Script/Script
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アイルランドの3人組、The Scriptのデビュー盤、冒頭のキャッチーな「We Cry 」、スケールの大きい「Before The Worst 」が非常に素晴らしいです。全体としては非常にポップな曲揃いです。大型新人バンドという触れ込みですが、後半にもうちょっとキャッチーな曲があれば良いなあって思いましたけど、今後が期待できるバンドです。良作だと思います。


http://www.myspace.com/thescript (←クリック)

Fleet Foxes/Fleet Foxes
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これは素晴らしい作品です。シアトル出身のFleet Foxes。これは年間ベストクラスかな。


カントリー、中世音楽、フォークの要素が織り交ぜたようなちょっと斬新な音です。ボーカルも力強くてよいです。聴いていて非常に心地良い1枚です。どの曲が良いと言うよりはアルバム全体で聴いて欲しいです。音の広がりも良いです。


テンポの良い「Ragged Wood」なんてコーラスも非常に良い入り方をしているし、「White Winter Hymnal 」も穏やかながら非常にメロディーの良い秀曲だとおもいます。もちろん他の曲も必聴。My Morning Jacketが好きなヒトにもオススメ。


http://www.myspace.com/fleetfoxes (←クリック)


O/Tilly and the Wall
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タップダンスでリズムを刻むUSはオハマ出身のTilly and the Wallの3作目。前作に入っている「Rainbows in the Dark 」のPVを観ていただければ彼らのアクトの雰囲気は分かると思います。


新作は、そんなに過去作と変わった点は見られませんが、相変わらずの小気味良いリズムとよく出来た曲で構成されています。今回は強いて言うとギターの音が非常に効果的に組み入られていると思います。


この人たちのアルバムを聴いていると本当に楽しくなります。この独特のリズム感を多くの人たちに味わってもらいたいと思います。ボーカルも躍動感が溢れていてこれまたオススメの1枚です。「Cacophony」なんて素晴らしいテンションを持った良い曲です。


http://www.myspace.com/officialtillyandthewall (←クリック)



Nouns/No Age

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カルフォルニア出身のNo Age。Sub Popレーベルからの作品です。「Eraser 」など、ギターの轟音がとても印象的ですけど、そんなにけたたましいと言う印象はなく、全般にさっぱりとした作品です。グランジとかじゃないですね。


曲調はポップだと思います。なんかですね、イライラした時はこのアルバムのギター音を聴くとスカッとする感じです。シンプルな曲の作りなんですけど、さりげなく多様な音がギターの音の奥に潜ませているのも聴き心地が良いです。


ちょっとした殺伐感が良い意味で愛聴に繋がっているような気がします。テンションの高揚感も溢れる好作です。


http://www.myspace.com/nonoage (←クリック)


Always, Sometimes, Seldom, Never/Tears Run Rings
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ロサンデルス出身のTears Run Rings。シューゲイザーぽい音楽です。マイブラのフォロワーって感じのギター音が気持ち良いです。


雰囲気は悪くないです。アルバム通しで聴くとなかなかの力作だと思います。もうちょっと曲メロがくっきりしていた方が良いかなって思いましたけど、シューゲ好きなら満足の一枚だと思います。


http://www.myspace.com/tearsrunrings (←クリック)


You Can Do Anything/The Zutons
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おなじみZutons(ズートンズ)。1曲目の「Harder and Harder」や「What's Your Problem 」が私はお気に入り。


アルバム全体もヴァラエティに富んでいて、ドライブ感のある曲もしっとりした曲もとても出来が良いです。ボーカルの明確差や勢いもとても良いです。


ちょっとのんびりした「Dirty Rat」やドライブ感溢れる「Freak」も良い曲です。リズムも曲毎に多様な聴くたびに良いなあって思わせます。これもなかなかの力作でしょう。コーラスの入った曲もとてもテンポが良くて、ポップで聴き飽きないアルバムです!


http://www.myspace.com/thezutons (←クリック)


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後はSomeone Still Loves You Boris Yeltsinの「Pershing」やBon Iverの「For Emma, Forever Ago」もとても良かったです。


この2作についてはいつも読ませて頂いているブロガーさんであるiwashisantaさんのこの記事 に詳しくレビューが書かれてあるので、参考にしてみてください。オススメの記事に感謝しています。


Pershing/Someone Still Loves You Boris Yeltsin
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http://www.myspace.com/boris (←クリック)



For Emma, Forever Ago/Bon Iver

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http://www.myspace.com/boniver (←クリック)

The Hooters - And We Danced ('08)

The Hooters(フーターズ) ってまだ活動しているんだねえー。調べてみたけど、98年に活動休止みたいになって、また01年から再結成みたいになっているみたいです。


なぜ、こんなことを書いているかというと、今年の3月のライブ動画を偶然、YouTubeで見つけたからです。


彼らの代表的な曲であり、85年に全米21位を記録したヒット曲「And We Danced」の演奏シーンです。

The Hooters - And We Danced (NYC, March 6, 2008)


邦題は「朝までダンス」でしたね。オリジナルバージョンも一緒に是非です。

The Hooters - And We Danced



過去の記事に書いたかもですけど、Hootersと言えば、「Day by Day 」や「Karla with a K 」も大好きでした。ちょっと懐かしいです~!


ザ・ベスト・オヴ・フーターズ/フーターズ
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(追記)


07年にドイツで発売された新作アルバム「Time Stand Still」(14年ぶり!)が今年USでも発売になりました!


早速入手して聴いてみましたが、なかなか彼らの個性溢れた、ピアニカの音も健在なメロディアスな一枚です。Don Henley(ドン・ヘンリー)の「Boys of Summer」のカバーも収録されています!


Time Stand Still/The Hooters
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試聴

http://www.myspace.com/thehooters


The Cars - Unlocked:The Live Performances (DVD)

Cars Unlocked: The Live Performances (2pc) (W/CD)/The Cars
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オリンピックがもうすぐ終わり、寂しい感もあると共に、ようやく音楽も純粋に楽しめるようになったとも思う今日この頃です。いっぱい未聴や未見のCDやDVDが貯まっていますからね~。そろそろ感想を書いていきますよー。


その前に、今日は久々に80年代にフィードバックしてCars(カーズ)のライブをDVDを観ていました。この製品も国によっていろいろ種類があるんだけど、私は輸入盤でCDとDVDが付いているやつです。日本盤 も買った後に出たのがちょっと悔やまれましたが。。


この前、家族共有のPCを買換えしたので、おかげさまでこのDVDを見直しています。


このDVD、輸入盤でリージョンコード1なので普通のDVDプレイヤーでは観れないんですよねー(日本で見るにはリージョンコード2か0)。


実はDVDドライブが装備されているPCを買ったのが今回初めてなのです(遅れていますよね~)。


今まではPCに外付けのDVDドライブを付けて観ていたけど、そのDVDドライブもだいぶ前に潰れちゃったので、このDVDを観るのも久々でした。


ちなみにPCで見る場合でも、リージョンコードが2か0以外のDVDは、普通のPCに付属しているDVDプレイヤーソフトを使っても観れないことが多いです。


私は「VLC media player」という無料フリーソフトをインストールして使っています。海外のDVDを観るのに便利です。このソフトの入手はここ (←クリック)からできますので、ぜひ使ってみてくださいー。


肝心のDVDを観た感想はただただ懐かしいって感じですね。もう解散しちゃったけど、この人たちのライブも観たかったなあ~。「You Might Think 」や「Tonight She Comes 」のライブ映像を観ていると尚更懐かしいです。ちょっと画質は悪いけど、良い内容です。


さて、次は時間があったら、New Order(ニュー・オーダー)のライブDVDでも観ることにします。買ってから大分月日が流れましたけど、観るのが楽しみです。


ライヴ・コレクション:グラスゴー2006&アンソロジー1981-1989
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Beck(ベック) - Modern Guilt

いっぱいマイナーなものからメジャーなものまで、新譜が手元に貯まっているのですけど、今回はその中からひとつ感想を書きます。


今月日本盤が発売になりましたが、輸入盤で既に聴いていた人も多いと思いますのでちょっと恐縮ですけど、今回はメジャーな路線で、Beck(ベック)の2年ぶりの8作目の新作アルバム、「Modern Guilt」を取り上げます。


(曲目)

1. Orphans (→PV動画 )
2. Gamma Ray (→PV動画
3. Chemtrails (→PV動画
4. Modern Guilt
5. Youthless
6. Walls
7. Replica
8. Soul Of A Man
9. Profanity Prayers
10. Volcano


最初の「Orphans」、「Gamma Ray」から印象的なメロディーラインが光ります。この辺りは非常に耳当たりの良い感触があります。


Chemtrails」はちょっと外の世界に開かれたような開放感があります。音に奥行きを感じる曲で、メロディーもとても良いです。なんとなくスローなメロディーに堕ちながらもサビの部分が流れるように進んで行って美しいトラックです。この曲、大好きです。


Modern Guilt」はちょっと軽快な感じ。サビもさりげなく印象的な曲、「Youthless」はダンサブルで、Beckの落ち着いたボーカルに乗って体が動きそうです。


Walls」は前奏が印象的。この曲もサビもくっきりとした曲。この曲もアルバムの中ではなかなか好みの曲です。


Replica」は多少せわしないメロディーラインに乗りつつ、全体の流れが非常に良い曲です。非常にビート感がより強いですね。あまりキャッチーじゃないけど、思わず聴き込んでしまう曲です。特にバックの音が耳に新鮮です。


Soul Of A Man」はちょっとハードな曲。フックが効いている曲です。「Profanity Prayers」はスピード感にあふれています。ちょっと他の曲と毛色が変わってロック感が強くスピード感も心地良い曲です。


締めの「Volcano」はスローなバラードっぽい曲。ここまでのいろんな傾向の曲群を占めるのにふさわしい曲。


ちょっと全体的にダークと言うかミニマルで、かつ渋い感じがありますが、非常に引き締まったビートとシンプルでメロディーの良い曲が並んでいます。全体のアルバムの演奏時間も35分ぐらいなので、コンパクトで良いです。何度も聴き返したくなります。


Beckは前作も良作だったけど、今回のアルバムはなかなか飽きがこなくてとてもスルメ感がある良いアルバムだと思います。Beckの作品は今までレビューしたことがなかったですけど、今回のは思わず感想を書きました。


非常に良作なので是非聴いてみてください!


Myspaceで「Orphans」、「Gamma Ray」、「Chemtrails」が 聴けますので是非試聴の方も是非ですー!



http://www.myspace.com/beck (←クリック)


Modern Guilt/Beck
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David & David - Welcome to the Boomtown

ふと聴きたくなった曲をYouTubeからの動画PVでUPします!一応80'sですね~。


私の好きな曲の基本は80年代洋楽ですのでこれからも断続的ではありますが、80'sの曲を紹介していきますよー。


USのデュオ、David & Davidの「Welcome to the Boomtown」。



David & David - Welcome to the Boomtown  (←クリック)



86年に全米で最高位37位のスマッシュヒットでした。意外と聴いたことある人多いかも。未聴の方は是非とも聴いてみてください!


すごく今聴いてもメロディーが良い曲だし、ちょっとダークな雰囲気を出しつつも、ポップ感が溢れている渋い曲だと思います。私は大好きな曲です。


この曲収録のアルバム、「Boomtown」も今は手元にないんだけど、とても良い内容でした。ジャケの二人の佇まい方もとても格好良いです。



Boomtown/David & David
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