Control (コントロール) - デラックス版 (DVD) | あれこれ何とか好奇心

Control (コントロール) - デラックス版 (DVD)

本当は劇場で観たかった映画「Control」、DVDを買って観ました。Tシャツは別に欲しくなかったのでBox版じゃなくて、デラックス版を購入しました。


コントロール デラックス版
¥2,981
Amazon.co.jp

トレーラーをリンクしておきますので、とりあえず雰囲気を感じてみてください。


トレーラー

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音楽ファンじゃなくても、見て伝わるものがある内容だと思います。伝説となりつつあるバンド、Joy Division(ジョイ・ディビジョン)のボーカル、Ian Curtis(イアン・カーティス)の伝記的物語。


全編モノクロっていうのも雰囲気があって良かったし、主人公を演じるサム・ライリーも格好良かったです。


泥臭くなりそうな人間関係を、淡々と描いているから私的には非常に観易かったですね。それとJoy Divisionのライブシーンがリアルで良かったです。DVDには特典として完全ライブパフォーマンスの映像が特典で入っているから何度も見ました。


やはりJoy Divisionの繊細な音楽性がこの映画を通して芯になっていると思いますね。思わずJoy Divisionのアルバムが聴きたくなるDVDです。


描かれているIan Curtisはてんかんの発作が度々起こる、ちょっと可哀そうで弱い性格の男性って感じでしたね。まあ本DVD観る前もそんなイメージを描いていましたけど、特にサム・ライリーは役にハマっていたと思います。


Ianの奥さんのDeborah Curtisも普通に幸せを願っている女性という風に描かれているのがヒシヒシ伝わってきました。


Ianみたいに才能があって面倒くさい男に恋をすると本当に大変ですよ。気持は私が男ながらも分かるような気がします。でも、私もちょっとひねくれているから、Ianの抱えていた悩みはなんとなく共感はできます。


最近、映画に行くという行為もしていなかったのでちゃんと最後まで見れるかなあって思いましたけど、いざ観だすと、あっという間に時間が過ぎて見終わりました。静かな映像や場面ながら、うまく随所にインパクトが挿入された映画だと思いました。


思わずオススメしちゃいたい映画です。音楽を楽しめる人なら、もちろん観て聴いて充実のDVDだと思いますよ。


Ianの最期を迎える結末は予測できるところですけど、Ianの周辺の人たちの反応も短い時間で映像で見せてくれたと思いますよ。