あれこれ何とか好奇心 -7ページ目

Paul Weller(ポール・ウェラー)- 22 Dreams

サマソニもいよいよ近づいてきました。すごーく遅くなったけど、Paul Weller(ポール・ウェラー)師匠のニューアルバム「22 Dreams」をよく聴いています。本当に豊潤な音に溢れたアルバムですよ!


22ドリームス(初回生産限定デラックス・エディション)/ポール・ウェラー
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1. Light Nights
2. 22 Dreams
3. All I Wanna Do (Is Be With You)
4. Have You Made Up Your Mind
5. Empty Ring
6. Invisible
7. Song For Alice
8. Cold Moments
9. The Dark Pages Of September Lead To The New Leaves Of Spring
10. Black River
11. Why Walk When You Can Run
12. Push It Along
13. A Dream Reprise
14. Echoes Round The Sun
15. One Bright Star
16. Lullaby Fur Kinder
17. Where'er Ye Go
18. God
19. 111
20. Sea Spray
21. Night Lights


試聴

http://www.myspace.com/paulweller


曲の流れが良いアルバムですよね。前半はトラッドっぽい「Light Nights」から始まり、アグレッシブな「22 Dreams」、そしてポップで格好いいリフが素晴らしい「All I Wanna Do (Is Be With You)」、「Have You Made Up Your Mind」と続く流れは最高に好きです。その後は、ミドルテンポな「Empty Ring」、ピアノの旋律が美しい「Invisible」へと流れていきます。


中盤は、ピアノとホーンの音がジャジーな雰囲気を醸し出すインスト「Song For Alice」で一息つかせてくれます。「Cold Moments」、「Black River」とミドルナンバーが心地よいです。その間に入っている「The Dark Pages Of September Lead To The New Leaves Of Spring」も淡いコーラスも織り交ぜた短いインストだけど、この曲も綺麗です。「Why Walk When You Can Run」は非常にサビがくっきりと表れているバラードで聴かせてくれます。


緩急つけて、その後の軽快なリズムの「Push It Along」、疾走感のインスト風の短いナンバー「A Dream Reprise」と色々変幻自在な印象を持たせてくれます。


で、ハードな手ごたえを感じる「Echoes Round The Sun」。これも良い曲です。また変化を見せて、次の「One Bright Star」はタンゴ風の異色の曲です。で、ピアノとバイオリンの音が美しいインスト「Lullaby Fur Kinder」を挟み、いかにもシンガーソングライターという風体の「Where'er Ye Go 」はなかなかの力強さを感じます。


終盤は不思議な構成ですよね。旋律がちょっと奇妙にゆがんだ感じの小品「God」、広大なイメージを抱かせるインストナンバーの「111」。そして、重々しいなかにも爽やかさが潜んでいる「Sea Spray」、この曲もなかなかの良作です。


最後はちょっと長尺なインストナンバーの「Night Lights」。色んな楽器がそれぞれ音の個性を消しあうことのないようにうまく表現されていて、ラストの締めに相応しいです。


全般的に非常にヴァラエティに富んで、丸々一枚、ストーリー性が感じられる充実したアルバムです。
私は1~4曲目の流れと、18~21曲目の流れがアルバムの中で特に効果的に思います。中盤は曲毎に起伏に富んで面白いって感じですね。


曲数は多いですが、Weller入門編としてもふさわしいアルバムだとも思います。全曲、じっくり通しで聴いてほしい一枚です。力作です!


いろいろ多くのアルバムをだしているPaul Wellerですので、ニューアルバムから何曲ぐらい演奏するのか不明ですけど、当日のセットリストも楽しみです♪

ムーンライダーズ - ジャブ・アップ・ファミリー

寝る前にこの動画(PV)もUPしておきましょう。ムーンライダーズの「ジャブ・アップ・ファミリー」 !


彼らの78年の4枚目のアルバム「NOUVELLES VAGUES 」に収録されています。「いとこ同士」も収録されていますね。「いとこ同士」、大好きなんですよ~。


しかし、「ジャブ・アップ・ファミリー」。よくこんな動画がYouTubeにUPされていたもんだ。UPした人、ありがとうございます!


ムーンライダーズ全員、このPVでは若すぎだね。まあ、昔のPVだから当然なんだだけど。。しかし、ソースは何なのかな~。


ムーンライダーズ関連のCDやDVDは全部揃えているつもりだけど、まだまだ抜けがあるんですね~。また調べてみるけど、本当に活動歴が長いので、ソース元を探せば探すほどキリがない(苦笑。


しかし、鈴木慶一さんは、原田知世さんに曲書いたり、ソロだしたり、フジロックに出たり忙しそうです。そろそろムーンライダーズの新作も作って欲しいところですけど。。。期待して待っています。


The Blow Monkeys - Digging Your Scene

今日は情熱大陸ライブも終えて、またサマソニモードに戻るつもりです。お風呂では防水CDプレイヤーを持ち込んで、ずっとVervePaul WellerDeath Cab For Cutieなんどを聴いています。


そろそろと思うと予習も焦りますね。Blood Red ShoesKillsもそろそろまた聴きださないといけないですね~。とりあえず、ぼちぼち予習していきます。


というモードの切り替えのときに、iPodからこの曲を見つけたので動画(PVかな)をUPしたいと思います。本当に久しぶりの80’sソングネオアコ・ギターポップ風の曲でもありますね。


The Blow Monkeys(ブロウ・モンキーズ)の86年のヒット曲、「Digging Your Scene」。とても好きな曲だったので記事にしていたと思っていたんだけど、検索したら書いてませんでした。というわけで、ぜひYouTubeの動画を観てみてください。


ゴージャスでオシャレな感じもするけど、メロディーは王道のギターポップですね~。ホーンの音もうまく融合していますね。コーラスもとても印象的。この曲の流れるようで明確なサビ部分もとても大好き。本当に名曲だとおもいます。聴いたことない方はぜひとも聴いて頂きたい曲です。


ブロウ・モンキーズ、なんと再結成も決まりましたね!18年ぶりです。

詳細

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=20246


Digging Your Scene」は、86年に全米で14位UKでも12位まで上がるヒットとなりました。ちょっとボーカルが気だるい感じもするけど、本当に大好きな曲です!



情熱大陸ライブ Special Live 08 @ 大阪 ライブレポ

と言う訳で、前に予告 したように、大阪の万博記念公園もみじ川芝生広場で、昨日8/2に行われた、情熱大陸ライブ Special Liveに行って参りました。


とりあえず、暑かったです。。13:30開始でそこから約6時間炎天下の中、同じ場所でずっと野外でしたからね~(ビニールシートを芝生にひいて座って観るわけです)。終始激しい太陽の光を浴びて、汗が次々と噴き出している状態でした。。


サマソニフジロックと違って、ステージが正面に2つ設置されていて交互に各人アクトをしていくシステム。


ですので、セットチェンジ待ちとかはなく、スムーズに15組のアーティストが次々とパフォーマンスを見せていました。一人当たり3~4曲ぐらいの持ち時間ですね。


で、皆さんもご存じのように葉加瀬太郎さん目当てでライブに行っていますので、ほとんど他のアーティストは予習は特にしていないので、ざらっと出演順にシンプルに感想を書いていきたいと思います。(以下敬省略)


全部ではありませんが、曲名にPV動画のリンクを貼りましたので、よろしければクリックして見てみてください!


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佐藤竹善

意外と早く出てくるんだねえ。この日のトップバッター。歌はやっぱりうまいですねー。声も好きです。昔流行ったGAOサヨナラ」のカバー をしました(知っている人いるかな?)。ちょっと懐かしかったです。


Be.

アコースティックギターの男性2人組。さわやかな演奏でしたけど、なんせ炎天下で暑かったので、あまり覚えていないです。「名前は覚えてください」と言ってましたので、それに関しては「了解」という感じです。


西村由紀江

ピアニスト。顔を見たら結構みんな知っていると思います。基本的にクラシックな奏法の方なんだけど、今回はポップなアレンジの「情熱大陸 Special Version」を演奏してなかなか楽しめました。曲は違うけど、こんな
感じ。



Nishimura Yukie


古沢 巌

もう何回目になるかな生で見るのは。バイオリン奏者で結構スタンダードスタイルの演奏をされる人です。葉加瀬さんとの共演も多いです。ジプシーっぽい曲やラテンの乗りの曲演奏など、じっくり聴かせてくれました。


amin

たぶん中国出身の女性ボーカリスト。中国語と日本語を織り交ぜてのユーミンの「卒業写真」のカバーが印象深いかな。声はとても良い感じでしたよ。曲は違うけど、こんな感じ です。


河村隆一

この人はコンスタントに活動していると聞いていますけど、動いた姿を見るのは久しぶりです。もちろん生では初めて。あまり外見は変わらない感じでした。ちょっとキザな感じがしましたけど、熱唱していた姿は良かったです。


BEAT 」、やりましたよ!とても懐かしかったです。後は押尾コータローさんとの「I love you 」や葉加瀬さんとの「Love is... 」も懐かしかったです。3曲とも大ヒットしたので、洋楽マシンの私でもとて楽しめました。ちょっと歌うテンポはゆっくり目でしたね。熟成というのかな。。



Kawamura Ryuichi


坂本美雨

あの坂本龍一と矢野顕子との娘さん。名前だけは知っていたけど。。


とてもチャーミングな方ですね。それに曲は知らなかったけど、あの異様に高音に響く声とちょっとエレクトロな演奏とマッチしていて、感動しました。この人はちょっと天才かも知れません。調べてみたけど、「Swan Dive 」という曲、歌っていました。


ほんとに暑い中、涼しげに漂っている姿も素晴らしかった。ちょっと時間ができたら、この人の作品チェックしてみようと思いました。



Sakamoto Miu


押尾コータロー

観るのは4回目ですが、毎回すばらしいギター演奏です。素晴らしい。それに着実にファンを増やしていますね。私もCD、持ってますもん。前方はほぼ総立ちでしたし。。


まるで打楽器のような音を独奏で力強く奏でる様を見て、ちょっとリチャード・トンプソンのギターを思い出しました。昨日やった曲とは違うけど、こんな感じ
です。


もうそういう高いレベルの領域に入っているのではっと思います。予定されている大阪でのソロ公演もソールドアウトらしいです。1回はソロ公演を観てみたいです。


東京スカパラダイスオーケストラ

やっぱりこの人たち、人気あるんだねー。私はCブロックという後ろの方に座ってましたけど、後方まで総立ち。見えないので私も立って観ました。


あまりタテノリは得意じゃないのでどうしようかなって思いましたけど、最後にやった曲が実にギターの音が強調されたUKロックの体裁を感じたので、そこでは何とか乗れました。


私はマンチェ世代だからヨコノリが好きなんだよね。というわけで、最後にやった曲のときはうまく自分をヨコノリに合わすことができました。演奏は多人数だけにとてもダイナミックで良かったです。


土岐麻子

この人も名前は知っていました。聴いていてすごい心が和む感じですね~。ちょっと涼しいところで聴いてみたいって感じです。高感度は大です。昨日はしなかったけど、「星に願いを 」のPVをリンクしておきます。



Toki Asako


アンジェラ・アキ

観るのは2回目です。「恋しくて~」というサビの「サクラ色 」、良かったです。他も聴いたことある曲でしたけど、細かいチェックをしていないのでスミマセン。。


この人は歌だけじゃなくて、トークが面白いですねー。それと客を乗せるのがうまいです。新曲の「手紙 」という曲も披露してくれました。


中 孝介

名曲の「 」は今回は歌わなかったんですよね。去年見たからまあ良いんですけど。。他の曲は知らない曲ばかりだったけど、この人の声質は素晴らしいものです。新曲の「」も堂々と歌い上げていました。これからも期待です。


森山直太朗

いきなり大ヒット曲「さくら(独唱) 」を披露。この人のファルセット気味の声、生で聴くとそんなに違和感はありませんでした。というか、歌うまい!


夏の終わり 」、「生きとし生ける物へ 」も聴くことができて良かったです。「生きとし生ける物へ」は結構好きなんですよ。


最後は歌詞が退廃的と一部で話題を呼んでいる新曲、「生きてることが辛いなら 」を最後に披露していました。私は歌詞を聴いてもそんなに退廃的とは思いませんでした。最初の部分だけ聴く人が誤解しているのかも。。


とにかく、顔から汗がびっしょりと噴き出しているのが分かるぐらいの熱唱ぶりでした。



Moriyama Naotaro


矢野真紀

ちょっとトリの前というのがかわいそうだったかな。周りもそろそろ片付けの準備とかをしている状況だったので、私も落ち着いて観れませんでしたね。J-POP主流ではないポップ感だったけど、流して聴いてしまったという状態でした。ぜひリベンジを。


葉加瀬太郎

もちろん会場は総立ちで拍手し放題。やっぱりこの人のバイオリンの音には癒されますし、元気が出ます。


ニュース番組で使われている「Something in the Window」で始まり、あとは定番の「Jack in the Box」、「エピトリカ 」と続きました。この流れは何回聴いても感動します。私はやっぱりバイオリンやフィドルの音がすきなんだなあって実感しました。


そして最後はお決まりですが「情熱大陸のテーマ 」。この曲はやっぱり生で聴くとアガリます!客との一体感もいつものように素晴らしかったです。私は、最後にこの曲を生で聴きたいがためにこのライブに毎年参加しているのかなって思わさせるぐらいです。今回も私は最後に弾けることができました!



Hakase Taro


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ちょっと参加アーティストが多かったために長くなっちゃったけど、もし読んでくれる人がいたらとても嬉しいです。


この毎年恒例のライブも今回で4回目の参加になりましたけど、色々日本のアーティストからも発見があってとても楽しいライブです。来年も参加したいと思います!


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Broken Social SceneのBrendan Canningのソロ作試聴開始

ソース元

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=20048


Broken Social SceneBrendan Canning(ブレンダン・カニング)のソロアルバム「Something For All Of Us」の日本のオンラインで試聴が8/1より始まっています。


先にソロが出たKevin Drewと並んでBroken Social Sceneの中心人物ですからね。


注目したいところです。日本盤は8/27に発売されます。しかし、日本はBSS関連に力を入れてくれるようになって嬉しい事です。決してメジャーじゃないのに、日本盤を出してくれたり、わざわざ日本のオンラインで試聴場を作ってくれるとは素晴らしい対応だなって思ったのでこの記事を書いています。


試聴先はここです。

http://www.imperialrecords.jp/intl/artistlist/artist/brokensocialscene/  (←クリック)


Myspaceでも試聴始まっていますね。フルで聴けてしまいます。数曲か聴いてみましたが、なかなかBSSぽいところを残しつつも、ライブ感があってロック色が強い感じです。(またBSSが来日したら)ライブでも披露される可能性があるので要チェキです !!

http://www.myspace.com/brendancanning  (←クリック)




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